1/1ページ目 ほら、また―― いつ、どこにいてなにをしていても、 気づけば君探し。 ―この色、きみ色。 今日はひさしぶりに奈々と遊ぶ日! 楽しみすぎて、夜も眠れないくらいだった。 奈々と会えば、いつものようにしゃべって… 「スズってさ、崚行と進展ないの?」 そんなこと、いきなり聞いてくる奈々。 「えっっ…別に彼氏とかそんなんじゃないし。」 なんて言ってるけど…実は、 片思い中、なんです。 奈々は勝手に決め付けて、人を冷やかすという、悪趣味の持ち主なので、 本当のことは、まだバレてないけど… 心を見透かされているようで、怖い。 雑貨屋さんに入ったウチと奈々。 おそろいのブレスレットを買おうとなって… 手に取っていたのは、大好きなピンク… え? なぜか、崚行の好きそうなカタチのブルーのブレス。 奈々は、なにも知らずに自分の好きなカタチのオレンジのブレスレットを選んでいた。 「選び終わった…?」 ピンクを選んでいないことに、驚いたのか それとも、 ウチがかもしだしているショックオーラに気付いたのか。 「なんで…?」 それだけじゃわからない。 「えっあっううん、なんでもないで!」 といってあわててブルーをしまい、ピンクを持った。 あまりにも不自然で 奈々が、笑いだした。 「何笑っとんねん!」 「だって…崚行に買おうとしてたの?」 「違う!違う!」 まだ、ヒミツはバレてないかも。 でも…時間の問題? また、君を探しちゃいそうで… [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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