寿々歌×崚行

灼熱光線
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照りつける太陽。
暑苦しいほどの熱気。

そして…まぶしい君。

――灼熱光線

「えーなんで?」
「いいから、俺が行きたいの。」
「どんだけ俺様やのー!?」
「いいからいいから。」

俺の機嫌がいいのは
寿々歌と、休みが重なって、偶然に誘ったらOKをもらったこと。
俺の狙いは海。
寿々歌と海に行きたくてしょうがないのだ。
承諾は得られなかったものの、
俺様を突きとおし、なんとか予定はGET!

後ろで「強引だよ」なんていう元太はほっておいて。

そして、当日。
俺がさそったのに、遅刻だなんて…
またそんなこと声にだしたら
「俺様」なんて言われるんだろうけど、
俺は俺様じゃない。ツンデレなだけ。
本当は、デレデレ甘えたい時だってあるのに…

「ごめんごめん、海とか初めてで…」
「え?初めてなの?」
遅刻してからの一声に、驚いた。
「うん、崚行は来るん?」
「俺は…まぁ初めてじゃない。」
俺が、寿々歌の初海を!
なんていう、お子様的発想を抜いて。

「およご」
「うん!」
およぐの一言で、太陽のような笑顔の寿々歌。
かわいいの一言しか、出てこない。

水着になった寿々歌を見て、
気絶寸前だった。
ビキニではないものの、
かわいい真っ白な水着。
いつもの元気な寿々歌とは違って、
それは、
どこか天使のような、
そんな気さえしてしまうような。

「なに崚行かたまってるん?いくで!」
なんていって、腕を組んできたら…

俺は海の冷たさに救われた。
顔が真っ赤になって、爆発するところだった。

こんなまぶしくて暑いの、太陽だけで十分だ…

END
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